田んぼのお世話、畑のお世話、古民家の整えと掃除の合間で昼寝して本読んで珈琲豆焙煎しての日々は間違いなく健やかで有り難い。
一人で過ごす(正確には時折ハクビシンが音声と振動にてその存在を主張してくるが)夜の静けさにそっと聴こえる蛙さん。
そしてたまにそっと食べるヤンチャな夜食。ぐひひ。
それから何時に寝てもなんでか自然に6時前には起きる流れの心地よさ。
あっとゆうまにこれ年末なんじゃなかろうか。
だってもうすぐ夏至ですよ。半分ですよ。
………ぉおおおおおおおお。
さて。
6月2日。
ふいに息子骨折かもの知らせ。明後日体育祭だよね。え。ホントか。出れるのか。家族LINEが混沌とする。
ともあれ行くぞということだけ決めておく。
ルーティーンの合間に大滝神社でお水を汲みつつちょっとそっと祈る。
なんとなく佳き流れになりますように。
6月3日。
骨折確定。どっこいしょ!
本人がそんなに痛くなさそうなのがちょっとよかったが、やはし体育祭は競技出場不可が決定。
でもせっかくだから車で行って、そのまま乗せて東京の家に行き、
血で血を洗うカタン合戦でもしようじゃないかと予定通り学校にてファミリー集結決定。
4日。朝のいろいろを終わらせて、いざ埼玉。駅にて旦那さんと合流して学校へ。
放送係の息子の背後から満喫していると、なんとなんと、息子にこにこと松葉杖で近づいてくる。
「出るわ1個」
「なに」
「玉入れ」
「おおお」
「鬼ごっこつき」
「?」
なんか混ぜるの好きな体育祭だねとは想ってたが、なるほど、うん、そうか。で、大丈夫か松葉杖。
でもOKって先生言ってくれて本人も乗り気だし、止める理由なし。よかったね。
予想外に息子の出場が決まり、ちょっとやっぱテンションが上がる。
まったく役にたってない松葉杖を携えて嬉しそうに参加している後ろ姿。
お、ちゃんと玉が入ってるし!
あぁ、フォローしてくれてる友達の存在。あぁ、よかったね。
実際応援しててこれで勝敗とか点数とかがぐっとリアルになった。
終了後、息子を乗せて帰り道にて喫茶店大好きファミリーならではな食事をかまして帰宅。
即カタン。いつものように罵ったり煽ったりハッタリかましたりの
ガチャガチャ賑やかなボードゲームに興じる。睡眠。楽しかった。
5日。朝から大好きなカフェでモーニング。懐かしいー!
そしてお店のマスターが数カ月ぶりの私のお決まりの注文を覚えててくださって感動。嬉しい。また来ます!
用事を済ませて息子と表参道へドライブ。せっかく運動不可安静Dayなので、髪を切ってさっぱりしようじゃないか作戦。
おしゃれな中2だ。表参道で切るのが通常だなんて。
「あんまり早く着いちゃだめ」という息子。停まれるとこなんてそうそうないし駐車場も12分400円とか天文学的な料金なので
同じ場所をぐるぐる4周した後、美容室に届けてそのまま神楽坂へ。
大好きな女性が6日にオープンするBARのお店へ駆けつけた。
あぁ顔を見ただけで溶ける。この人の笑顔が大好きだ。
ダンサーでもありメイクアップアーティストでもある鼓村さん。
こんな年齢の重ね方がしたいと心から想う人。お手伝いの方々とぎゅんぎゅんに開店準備を進めてた。
彼女の感性と美意識で満たされたその場所はめちゃめちゃ素敵で、落ち着く。
ココロは高鳴るのに重心がすっと下に降りるような。ここはきっと大勢の人に必要な場所になる。素晴らしいな。
ほんの20分、濃密な再会を果たして美容室に戻り、
すっかり都会っぽくなった息子を助手席に迎え入れて
大好きなタイ料理屋さんでいろいろ選んで詰められるお弁当を買い込んでほくほくしながら車に乗り込む。
帰宅して2人でティンガティンガアートの画家さんであるSHOGENさんのトークライブの映像を観る。
ものすごくものすごく素晴らしくて、自分の知ってる人みんなに面と向かっておすすめしたい衝動に突き動かされる。
彼がタンザニアの村で受け取ってきた経験と言葉達は、これから生きててずっと
ずっと忘れたくないと心に誓いたくなるものばかりだった。絵画ももちろん素敵で。
坂口火菜子さんの「虹の戦士」の上演が叶ったようにいつか。
いつか古民家いのちてらすにお招きしたい方です。
待っててね皆さん。私ちょっと頑張ってみます。
さて旦那さん帰宅して3人で、フォトグラファー山内悠さんの個展へ。
車で行ったら家から5分の場所。
荒川区のOGUMAGというギャラリーはカフェも併設でめちゃ素敵な場所だった。
めちゃ素敵だったし、やっぱり悠さんの写真大好きだなぁって思った。
コンセプトも相当面白いし、写真一つ一つの引力も素晴らしいのだけど、なんせ本人がえらい面白い。
彼の写真集いのちてらすに2冊ありますので、気になった人は、いらした時に観てみてください。
お土産photoもそれぞれに買い込みほくほくして帰宅。
夕飯はエゾシカのグリル祭り。大量のグリル野菜とサラダ野菜とエゾシカロースト。
あとなんでかハッピーターン味の焼きそば。具が入ってない潔さは好感。そしてなんとなく普通に美味しい。凄いな。
さて、息子を学校の寮に送りつつ山梨へと向かう。
あと30メートルで学校!というタイミングで豪雨。ちょっと笑ける豪雨。
ワイパーは調子が悪く、1回動かすと端を越えてぐいっと右に出て戻れなくなるという困ったちゃん。
豪雨だからやめて。といってもやめないので、右窓を開けて手を出してひっかかりを取る。
ワイパーする。ひっかかる。窓開けて手を出してひっかかり取る。なんだこの修業。
さぁ。息子と別れていざ山梨。
ワイパー関連の作業を繰り返しながら、
脳内は
「ワックス塗る。ワックス取る。ワックス塗る。ワックス取る。」
のジャッキーチェン修行中!の映像が無限ループ。
高速を走りながら修行もしながら、なんかもうやけになって高らかに唄う。
こんな時はたいてい
杏里「悲しみがとまらない」かもしくは
竹内まりや「元気を出して」になる。
たまに
「うしろゆびさされ組」
そんなわけで、夜中に古民家到着。布団を敷いたそのまま倒れ込み、やりきった充実感とともに眠りの谷底へGO。
6日。朝ルーティーンの後、最近知り合った大好きな夫婦がやってきた。
嬉しい。体が冷えてたそうなのでお風呂沸かして真菰葉っぱを浮かべる。お鍋。
不思議な施術をやっていただき、びっくりするほど呼吸が深くなる。
お礼に、焙煎を一緒にしてそのまま焙煎器と生豆をプレゼントする。
そして夫婦と知り合ったタイミングで知り合ったハジさんという素敵なパティシエさんの
お持たせカヌレをこんがりトーストして、珈琲と一緒に味わう。ハジさん。美味しいです。美味しいです。
カヌレだったらあたい100個食べれるホントは。
神出鬼没な仲間もふわっと合流して、みんなでアップルパイだのなんだのと甘いの祭りに盛り上がる。
そのうえ、ちゃんとお庭の自然栽培苺が完熟4個ちょうどあって、みんなで収穫していただく。
美味しい。幸せ。
無花果の木がしっかり根付いて新芽が出てることも喜ぶ。嬉しい嬉しい嬉しいよ。
さていろんなマニアックな話もして、
もう帰らなきゃだけど話がこんなに尽きないんだから次の集合を決めようじゃないかそうしようとLINEグループを作ってから解散。
お鍋の残りを謹んで夕飯として、お風呂に浸かって、仲間の置き土産のネイティブアメリカンの方の本を読んで、
いっぱい心が震えた今日も就寝。
7日。
朝ルーティーンして、多めに珈琲豆を焙煎した後、
もう本当にこんな幸せ、みんな味わうべきだよ!!と興奮してしまい、思わず珈琲豆の生豆さんを大量注文に踏み切る。
さてクリックの勢いで白州のむすひの学校さんへ繰り出す。ここの真菰さんが本当に素敵で大好き。
ここの真菰さんは、ディジュリドゥの音色とこどもの笑い声が大好物らしく、嬉しい時に笑うように揺れるんだ。
さて、むすひの学校の子どもたちと一緒にこないだミュージカルを作ったのですが、
大人達とも実はやろうぜ!と盛り上がっているのでその日程を決める。
8月20日。土曜日。せっかくだから美味しいものばっかり作る子どもたちの出店もしてよとねだり、
夏祭りみたくなることも決定。あー愉しい!お祭りお祭りお祭りじゃい!!!
東京のみんなも来てね!むすひの学校に行けるよ!素敵な場所だよ!!!
さてこんな日々ですが、実はいのちてらすにて施術も再開しております。小さなリトリートもスタートしております。
【施術真菰流し】
*真菰茶&真菰足湯→真菰床での手温熱と足踏みによる流し◎
(仙骨を中心に身体をしっかりと温めながら弛め解き流し温めていきます。その後そのままお昼寝もできます。)
*真菰茶&真菰足湯→真菰油での全身手温熱施術&響き流し◎
(真菰のオイルでの全身施術の後身体に置く温めたシンギングボウルによる音浴と、仙骨・丹田から体全体に掌で振動を流していく施術です。その後そのままお昼寝もできます。)
【一組限定リトリート「暮らしを旅する、という時間。」】
*日帰り編*
3名様もしくは4名様でお受けする、日野春駅送迎、60分の施術、ごはん、おやつ、珈琲、湧き水お散歩のついた10時から17時のグループでの古民家貸し切り。
*お泊り編*
◎お迎え時刻(9:00~11:00)◎お送り時刻(10:00~12:00)
※お迎え&お送りの駅(小淵沢駅/日野春駅/高速バス停・中央道八ヶ岳)こちらはお申込みの皆様とご相談で調整できます。また車でいらっしゃる場合にはそれもどうぞご相談ください。
それからですね、砂浴部の部長としても動き出しました。今年もありますよ!とはいえ、
7月と8月に1回ずつで、2days開催の朝から晩までシステム。(お昼休憩は取らせていただきます)
一斉スタート一斉終了ではなく、埋まりたいタイミングで来ていただく流れです。
日にちが最終決定したらまたご案内しますね!
ちなみに写真は熊本の天草で砂浴をした時の、油断しきってごっつり熟睡しまくってる私です。
あぁ、いろいろいっぱい盛りだくさん。
でも、こんなに昼寝してる暮らしも人生初なんだ。